2014年08月11日
(3)紅茶のグレード
紅茶の基礎知識シリーズ掲載しています。
今回は知っているようで知らなかった(3)紅茶のグレードの話です。

グレード(等級)とは 紅茶の仕上げの形状と、大きさを表わす言葉です。
(日本茶のように 品質や内容を鑑定して分類したものではありません。)
乾燥機から出た荒茶の大きさは 大小まちまちです。
これを フィルターにかけてほぼ同じくらいの形に分類します。
(紅茶をいれた時 抽出時間を一定にするのが目的です。)
大きい順に並べてみましょう。
(1)OP(オレンジペコ)10~15mm針金状の大型のフルリーフ(全葉タイプ)
(2)P(ペコ)5~7mmOPに次ぐ大葉タイプ
(3)PS(ペコスーチョン)Pよりさらに小さく、Sはかなり下葉も含んでいる。
(4)BP(ブロークンペコ)Pを切断したしたもの、中~下級品
(5)BOP(ブロークンオレンジペコ)本来OPとなる葉を2~3mmにしたもの
品質は最も優れていて 高級紅茶の代名詞にもなっている。
(6)BOPF(ブロクンオレンジペコファイングス)BOPより細かく(1mmくらい)
抽出時間は1~2分 煮出すチャイやティバック用(ティポット使用はしません)
(7)F(ファイニングス)BOPFと同じく1mmくらいですが、香りが弱くティバックむき
(8)D(ダスト)ダストといってもゴミではありません。
一番細かいサイズのことで、BOPやOPFを作ったときのダストは高値取引され
良質なティバックになります。
*(9)CTC(シーティーシー)特殊な形状に加工されています。
(CRUSH)押しつぶす:(TEAR)引きちぎる:(CURL)粒状に丸める:製法です。
顆粒状に作られた形の茶葉。アッサムやケニア茶に多い。
グレード分けの仕方は 統一された基準が無く 茶葉の大きさと形状を表わすとしてしか
意味が無く、これによって 品質の善し悪しは決定できません。
一般的に耳にするのはOP:BOP:CTCの3種類くらいですが、この意味を知っているだけで
紅茶通の仲間入りした気分になりますね。
手づくり工房ninuh@(ニヌハ)では 産地別茶葉の小分け販売を予定しています。
この基礎知識シリーズ終了後お知らせを予定していますので、もうしばらくお待ちください。
*次回は(4)紅茶の産地別銘柄についてです。
今回は知っているようで知らなかった(3)紅茶のグレードの話です。

グレード(等級)とは 紅茶の仕上げの形状と、大きさを表わす言葉です。
(日本茶のように 品質や内容を鑑定して分類したものではありません。)
乾燥機から出た荒茶の大きさは 大小まちまちです。
これを フィルターにかけてほぼ同じくらいの形に分類します。
(紅茶をいれた時 抽出時間を一定にするのが目的です。)
大きい順に並べてみましょう。
(1)OP(オレンジペコ)10~15mm針金状の大型のフルリーフ(全葉タイプ)
(2)P(ペコ)5~7mmOPに次ぐ大葉タイプ
(3)PS(ペコスーチョン)Pよりさらに小さく、Sはかなり下葉も含んでいる。
(4)BP(ブロークンペコ)Pを切断したしたもの、中~下級品
(5)BOP(ブロークンオレンジペコ)本来OPとなる葉を2~3mmにしたもの
品質は最も優れていて 高級紅茶の代名詞にもなっている。
(6)BOPF(ブロクンオレンジペコファイングス)BOPより細かく(1mmくらい)
抽出時間は1~2分 煮出すチャイやティバック用(ティポット使用はしません)
(7)F(ファイニングス)BOPFと同じく1mmくらいですが、香りが弱くティバックむき
(8)D(ダスト)ダストといってもゴミではありません。
一番細かいサイズのことで、BOPやOPFを作ったときのダストは高値取引され
良質なティバックになります。
*(9)CTC(シーティーシー)特殊な形状に加工されています。
(CRUSH)押しつぶす:(TEAR)引きちぎる:(CURL)粒状に丸める:製法です。
顆粒状に作られた形の茶葉。アッサムやケニア茶に多い。
グレード分けの仕方は 統一された基準が無く 茶葉の大きさと形状を表わすとしてしか
意味が無く、これによって 品質の善し悪しは決定できません。
一般的に耳にするのはOP:BOP:CTCの3種類くらいですが、この意味を知っているだけで
紅茶通の仲間入りした気分になりますね。
手づくり工房ninuh@(ニヌハ)では 産地別茶葉の小分け販売を予定しています。
この基礎知識シリーズ終了後お知らせを予定していますので、もうしばらくお待ちください。
*次回は(4)紅茶の産地別銘柄についてです。
Posted by fajamama at 09:56
│紅茶