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2011年12月09日

布団の作り方

これは先日龍郷町主催のバザーで、購入しました。



すみれ子さんたちの 芦徳婦人会のブースです。

全てアッショの物で 作られています。

可愛いね!




さて・・・・・・最近枕の具合が悪いのか・・・・熟睡できていないみたい。

昔実家では お正月前になると、家族の布団を仕立て直したものです。

それを思い出して、枕の下に薄い布団を作ることにしました。




昔 布団用の綿は 打ち直しました。

(わたしの田舎には 水車小屋があって、布団の綿を洗って水車の臼でついたのかな~・・・・ずいぶん小さな子供の頃の記憶だから 確かではないけど・・・・・・「水車小屋は危ないから入っちゃ駄目」だったんだけど、一回だけ見に行ったことがあったのね。

いつも、コトンコトン・・・・回っているので・・・・・どうなっているか、興味津々。

たぶんあそこで打ち直し作業をしていたのを見たような気がするのだけど・・・・・。


しばらくして古い綿の打ち直しをするお店ができたので 水車小屋は使われなくなったみたいだけど・・・・・


ま・・・・横道にそれたけど、布団の仕立て方




(1)ガワの生地を仕立てて、裏返して広げる

(2)真綿を敷く

(3)綿をふとんの生地より大きめに乗せる

(4)下に引いたときのように、真綿を薄く延ばして 布団全体を包む

(5)四隅を太くて長い 布団針でゆるく留める

(6)下になっている生地を裏返しながら わたの四隅をそっと丁寧に引き出す
この時布団の四隅に一人ずついたほうが 綺麗に早くできるので、子供のわたしも作業員の一人に組み込まれていました。

さっきほど仮止めした糸をグイグイッとひっぱると 綺麗に四隅ができあがる・・・・これはバァちゃんの仕事

(7)真ん中を閉じて 四隅と ところどころを糸でとじたら出来上がり



この作業の時に始めて針を持たせてもらったと思うけど「針はこわいよ!!」「絶対になくしたらいかんよ」と耳が痛くなるくらい言われましたので、今でも針は怖くて 一本でも無くなると 心配で・・・パニックになって 探します。


子供さんの小さなかたたち、針仕事の時は、本当に気をつけてね。


で・・・・・真綿もないし・・・・打ち直した平らな綿もないので パンヤを乗せて キルト芯でくるみました。

なんとかできましたが・・・・ちょっと ボコボコしてるけど・・・・・・枕の下だからいいことにしましょう。

パンヤが残ったので、ヘたってきた座布団に少し足して、これも仕立て直ししました。



これは 布団針。



隣の待ち針と比べると 凄く長いでしょう?


そうそう その布団の仕立て直しの年中行事は、安くて軽い化繊の綿の出現で しなくなりました。

だって 化繊の綿は天然の綿のように 打ち直しができないからです。

屋根で干し芋を干していたのと同じ季節だった記憶が蘇りました。

私はターシャの日常が好きです。

たぶん 子供の頃の記憶とダブっている部分があるからでしょうね。








  
Posted by fajamama at 20:32洋裁